中世からかたちを変えずに残る素朴で小さな村の町並み

南フランスは、フランスを代表するリゾート地。きらめく太陽、青い空、生き生きとした木や草花たち、パリから南下してプロヴァンスに入ると、目に映るものすべてがカラフルで魅力的です。
この地方に中世から残る都市の多くは、敵に攻められたとき守りやすいよう山の上に造られています。そのプロヴァンスの家々は、ラインがシンプルで大きさもほどよく、平面図をとっても私たち日本人にも馴染みが深い長方形かL字型の典型的な家のかたちをしています。
中世の時代から今日までほとんど姿を変えず、歴史に磨かれて風合いを増した家々の佇まいはとても素朴で私たちを心から魅了します。

壁
その中でも何百年も前に建てられた古い家は、プロヴァンスの石を積み上げて作られ、その上から塗られた漆喰が風化し、アンティークの風合いが出ているのが特徴です。
屋根
瓦も平らではなく、横から見るとS字のカーブ状になっています。昔はこのカーブは女性の太ももで形成されたそうです。瓦をよくみると、3重にも4重にも重なっている家があります。その重なりが多ければ多いほど手間がかかるため、その家の豊かさを象徴するものとなっています。
窓
プロヴァンスの窓は、古い家ほど外から熱が入ってこないように、やや小さめに設計されています。外側には、Volet(ヴォレ)と呼ばれる厚い木製の雨戸が付いていて、淡いブルーやライムグリーン、ラベンダー色とさわやかな色で塗られています。
南フランスの家
南フランスのホテルの看板とドア
南フランスプロヴァンス地方の石積みの家
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