輸入住宅は、無垢材を使ったり漆喰や珪藻土で壁を作るなど、「昔ながら」の素材と手法で作られているものが主流。シックハウスの原因である新建材の化学物質についても、厳しい検査基準を設けるなど、人にやさしい、安心・安全な住宅です。
身体に良い無垢材の特徴について
●樹木本来の特質を、そのまま活かしているので、香りや質感が楽しめます。
●木材に湿気を調整する機能があるので、室内を快適な湿度に保ちます。
●年月とともに経年変化の味わいを楽しむことができるのも、無垢材の良いところです。
漆喰・珪藻土の特徴について
漆喰は消石灰、珪藻土は珪藻類(植物性プランクトンの化石化したもの)が主成分。自然素材であり、人体に無害で安心して使えます。漆喰は、ち密で硬度があり、耐水性が高く丈夫です。珪藻土は多孔質なので吸放湿作用があり、保温性・遮音性に優れています。漆喰・珪藻土ともに耐熱性が高く、難燃です。
その他の建材について
欧米は「化学物質」の検査基準が厳しいので、安心です。アメリカは「TSCA有害化学物質規制法」(1976)、カナダは「環境保護法」(1999改正)などで、人体に有害な影響を及ぼす化学物質の審査や規制を行っています。 また欧州(EU)には、化学品規制「REACH規制」(2005)があり、厳しい検査基準を持って、化学物質を審査・規制しています。