
レンガの家 兵庫県
Brick Style House
大学はアメリカのボストンで学び、その後、ロンドンで働いた経験を持つお施主様。どの都市も古いレンガの街並みが残っており、自宅を建てる際はこのデザインを用いたいと決心していた。ただ単に、レンガだけを外観に貼ると重い印象が強くなるので、モールディングとのバランスを考えながら今回のデザインに至りました。外観のモールディングバランスももちろんだが、インテリアの壁とドアと開口のバランスも考えながらモールディングを用いたLDK。伝統とモダンを混在させる空間づくりを目指したインテリアに仕上げました。
GALLERY
レンガの家のご紹介


Exterior Design
外観デザイン
エレメントを左右対称に配置した、ジョージアンスタイル様式。シンメトリーを徹底するためエントランスのコラムもマストアイテムだった。レンガの色は施主様が以前暮らしていたロンドン、ボストンの街並みをモチーフとして、時間をかけて納得できる色合いを探しました。


Living
リビング
イギリスの邸宅は暖炉が中心になるため、こちらのお宅でも暖炉のあるリビングは当初から決まっていた。フェイクではなく本物を置きたかったご夫婦は、イギリスのアンティークを探し、購入したという。本物ならではの重厚さが、空間に良い意味での緊張感を与えてくれる。


Dining
ダイニング
リビングはフローリングだが、ダイニングキッチンの床は白と黒のタイルとなっている。クラシカルとモダンの融合は最近の欧米の住まいのトレンドであり、白と黒の空間に、照明のゴールドがアクセントをきかせている。

Kitchen
キッチン
同船を含め、空間を効率的に使うため、アイランドを採用したキッチン。床のコーディネートを考え、シックで落ち着いた色使いになっている。カウンターの向こうにはスツールがおいてあり、バー的な空間としても利用が可能である。


Bed room
寝室
白を基調にしながら、壁、カーテンに濃いブルーを合わせたベッドルーム。壁のクロスはモーディングで装飾されており、ブラケットライト、チェストを含め、ここでもシンメトリーを意識した配置となっている。


Powder Room / Toilet
洗面 / トイレ
2Fのトイレ、パウダールームは家族だけのスペースであり、ダブルボウルにするなど使い勝手を優先。クロスには幾何学パターンを使い、1Fのモダンに対して、こちらはイギリスの空気感を再現することを意識している。
1Fのトイレは、お客様が利用することも考え、広めのスペースとなっている。奥の壁は輸入クロスを使い、上は明るく、下はダークな色合いのツートンにした。床は6角形のタイルを使い、全体的にモダンな空間となっている。