目指したのはフランス
パリの街角に佇むアパルトマン。白と黒のコントラストが一際目を引く外観にはパリでよく見かけるモールデザインを採用し、現地の雰囲気を再現しました。１階部分が小さなカフェレストランになっている店舗併用住宅。店舗の内装もパリをイメージしてデザインし、ソファとテーブルはスペースに合わせてオリジナルで製作しました。
パリの街角に佇むアパルトマンをイメージして設計された店舗併用住宅。通りに面した１階部分は小さなカフェレストランにする予定で、パリのカフェやショップでよく見るこの外観デザインを迷わず採用しました。このデザインは日本ではまだ見かけることが少なく新鮮で、ここを通る人々の目を惹くため、店舗にピッタリのデザインです。
竣工／2023年 延床面積／158.58m²（約47.97坪） 工法・構造／枠組み壁工法 2×4 施工会社／メープルホームズ神奈川南
URL：https://maplehomes-kanagawaminami.com
店舗の内装はピンクとグレーのツートーンカラー。クラッシックモダンをインテリアイメージとしてコーディネート。アクセントになっているブラケット照明はRH社製。ボタン締めのソファとカフェテーブルは空間に合わせてオリジナルで製作しました。
時間を忘れてゆったりした時間を過ごしてほしいというお施主様の希望により、ソファ席を用意しました。照明やソファ、ラグまでアメリカより輸入し、トータルでコーディネートしました。
エンコースティックタイルは素材感と高いデザイン性が魅力。手入れをしながら長く使うことで艶が増し、カフェの雰囲気をワンランクアップさせてくれます。
黒色のペンキ仕上げの腰壁でかっこよく、外観の配色とリンクさせました。アクセントクロスにゴールドの見切り材を合わせることで、より一層お洒落なデザインになりました。
リビングダイニングは白を基調としつつ、壁の一部をレンガ仕上げにすることで、テクスチャーに変化をつけ、空間に立体感を加えました。家具はシックな色で統一し、ピンクをアクセントに加えることで、かわいらしく華やかな印象になりました。家具はすべてアメリカから輸入したもので、ダイニングセットやスツールは特に人気の高い家具ブランドRHのもの。
海外ドラマに出てくるようなキッチンは、カナダメリット社のもの。リビングダイニングと一続きのオープンキッチンです。グレー・ゴールド・ペールピンクの色の組み合わせにより、上品かつかわいらしくなるようにバランを考えました。また、ペンダントライト、カウンタースツール、キッチンのつまみなどでポイントとなっているゴールドも、品のよい落ち着いた色合いをこだわって探した輸入アイテムです。
カウンタートップは天然石の風合いと優れた耐久性を持つクオーツストーンを採用しました。大人気のエプロンシンクが海外住宅の雰囲気を演出します。窓が多く陽の光がたっぷりと差し込み、いつも明るく気持ち良く過ごせるオープンキッチンです。
白い腰壁をモールディングで装飾し、柔らかい印象のグレーを合わせ上品でクラシックな廊下になりました。
キャビネットはカナダ、メリットキッチンのもの。ライトグレーのキャビネットに真鍮色のゴールドをアクセントとし、上品に仕上げました。ストライプの輸入クロスはあえて勾配天井まで伸ばし、空間の奥行を演出しています。毎朝家族が気持ちよく朝を迎えられる空間です。
