
品質は高い技術で作り込む
メープルホームズの住まい — 技術・性能・建材
窓の機能
窓には、光を採り入れ、暑さ寒さや音を遮る高い機能が求められます。また、見た目の美しさや操作性も大切です。
建築基準法では、居室には「床面積の1/7以上」の大きさの窓など開口部を設けることが定められています。住宅品質を判断する指標の「住宅性能表示制度」でも「窓の面積(光・視環境)」で、住まいの窓について細かく定められています。
マーヴィンの窓
美しさと機能性を備えた窓のメーカーとしてメープルホームズが推奨するマーヴィン社は、米国ミネソタ州を拠点に70年以上にわたってオーダーメイドの窓とドアをつくり続けています。
デザインのディテールにまで厳しく気を配り、開閉には最高水準の工学技術を注ぎ、室内側には最高級の木材を、室外側には厚く丈夫な押し出し成型アルミやグラスファイバーを使用しています。断熱二重ガラスを標準仕様として、極寒から灼熱までのあらゆる気候で高い機能を発揮します。
J.D.Power and Associates(世界的市場調査コンサルティング会社)にてマーヴィン製品はランキングのトップとなり、受賞を獲得しました。 顧客満足度には、デザイン・品質・保証・サービス・価格など全ての項目が含まれており、その中でマーヴィン製品がNo1となりました。
さまざまな種類の窓から
お望みのスタイルをお選びいただけます。
マーヴィン社が今まで世に送り出してきた窓とドアのスタイルは、実に約11,000種。寸法や形状がすべて異なります。これらの組み合わせで、望みのスタイルの窓が実現できます。さらに、スタンダードサイズの窓マーヴィン『インテグリティ』もご用意。最高の品質管理をされた完成品が現場へ届けられるので、施工の手間を省き、工期も短縮できるのがメリットです。
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ケースマスター/オーニング
ハンドルを回転させて開閉する窓。左右どちらかが開くものをケースマスター、下部が開くものをオーニングと呼びます。左右2枚のサッシが真ん中から開く窓が、フレンチケースマスターです。
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ダブルハング
上下に分かれたサッシが、両方とも上下に開閉できるタイプの窓です。
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フレンチドア
従来は左右2面のガラス戸が中央からスイングして開くドアを指しましたが、現在は固定パネル、稼働パネルを組み合わせたタイプの総称。外開き、内開き、引き戸など。
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グライダー
片側のサッシが、トラック(レール)の上を横に滑らかにスライドして開く窓です。
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ラウンドトップ
カーブや円形を描き出している窓。
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ベイウインドー/ボウウインドー
いくつかの窓を組み合わせた出窓。ベイウインドーは、1面のピクチャーウインドー(はめ殺し窓)の左右に、角度を持たせてダブルハングかケースマスターを連窓させたものです。ボウウインドーは、いくつかの窓を組み合わせて弓なりの曲線を描くようにしたものです。
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マルチプル・アセンブリー
いくつかの窓を組み合わせ、連窓させてできたユニットを指します。ベイウインドー、ボウウインドーも、この一種です。
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ポリゴン/スペシャルシェイプ・ウインドー
辺三角形、台形、八角形など、さまざまな形の多角形(ポリゴン)窓です。このほか、あらゆる幾何学形の窓をつくることができます。
夏を涼しく冬を暖かくするのはガラスの力
アルゴンガス封入Low Eコーティング断熱二重ガラス
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『インテグリティ』の窓は、「断熱Low E IIガラス」を標準仕様にしています。これは、断熱効果を高めるため、2枚の断熱ペアガラスの間に、特に熱伝導の小さいアルゴンガスを封入したものです。さらにガラスの表面をほとんど無色のLow E IIでコーティング。太陽光を通し、太陽熱をここに吸収させます。
夏はいっぱいの日差しを採り入れながら、戸外の暑さを遮り、冬は室内の暖かさを戸外に逃がしません。冷暖房効果を最大限に引き出すことができるのです。さらに紫外線も大幅にカットされるので、カーペットやカーテンの色褪せも防止します。
強度と耐久性を実現したのが
本体構造とエクステリアに使われている「アルトレックス」
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インテグリティが、どんなに厳しい気候や環境にも適しているのは、卓越した耐久性があるから。これを実現した素材こそ、本体構造とエクステリアに使われている「アルトレックス」です。
「アルトレックス」は、グラスファイバーと液体ポリエステルとを合成した硬い素材で、硬度は切断にダイヤモンドカッターを必要とするほどです。細く強いガラスの繊維に、特殊な方法で液体ポリエステルを十分に染みこませてから、引き抜き成型することによってつくられます。主成分はガラスなので、その膨張係数もガラスとほとんど同じ。温度変化による膨張・収縮が小さいという特性も持っています。高温でも低温でも、反りや歪み、接続部の隙間を生ずることなく、高性能と美しさを保ち続ける、窓枠に最適な素材です。気温による膨張係数比較
ガラスが主成分のアルトレックスは、膨張係数もガラスとほぼ同じ。どんな温度下でも、接続部やガラスとの間に隙間が生じたり、ガラスに負荷をかけることはありません。
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[室内側]
窓の仕上がりは室内側が決め手。インテグリティなら目の詰まった堅牢な木質が一目でわかります。表面は細部まで丁寧でなめらかな仕上がりで、そのままステインやペイントで着色が施せます。[室外側]
窓の仕上がりは室内側が決め手。インテグリティなら目の詰まった堅牢な木質が一目でわかります。表面は細部まで丁寧でなめらかな仕上がりで、そのままステインやペイントで着色が施せます。
アルトレックス | プラスチック樹脂 | |
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強度 | 縦横方向の強度が高く、曲げに強い。同質の素材が橋梁などに使用。サッシュ縦枠、横枠、フレームに最適。 | 通常求められる強度を満たすには、アルミやスチールによる補強が必要。 |
高温・低温の影響 | 170℃以上の高温でも反りや歪みがほとんど見られない。膨張係数が低く-34℃〜26℃の温度変化で、6フィート(約183cm)の長さに対して変化はわずか1/32インチ(約0.8mm)。 | 一般に65℃〜83℃で反りが生じ、濃い色ほど歪みが大きい。膨張係数も高く、-34℃〜26℃の温度変化で、6フィート(約183cm)のプラスチック樹脂が1/4インチ(約6.35mm)ほど伸びる。 |
熱 伝 導 | 熱伝導性は低 | 熱伝導性は低 |
酸化と腐食 | 非腐食性 | 非腐食性 |
外観の仕上げ・ペイント | 標準仕様はホワイトかペブル・グレー。エクステリアは希望の色で現場塗装が可能。 | 現場塗装は不可能、工場塗装でも色数が限定。 |
- アルトレックス
- プラスチック樹脂
- 強度
- 縦横方向の強度が高く、曲げに強い。同質の素材が橋梁などに使用。
- 通常求められる強度を満たすには、アルミやスチールによる補強が必要。
- 高温・低温の影響
- 170℃以上の高温でも反りや歪みがほとんど見られない。膨張係数が低く-34℃〜26℃の温度変化で、6フィート(約183cm)の長さに対して変化はわずか1/32インチ(約0.8mm)。
- 一般に65℃〜83℃で反りが生じ、濃い色ほど歪みが大きい。膨張係数も高く、-34℃〜26℃の温度変化で、6フィート(約183cm)のプラスチック樹脂が1/4インチ(約6.35mm)ほど伸びる。
- 熱 伝 導い
- 熱伝導性は低
- 熱伝導性は低
- 酸化と腐食
- 非腐食性
- 非腐食性
- 外観の仕上げ
ペイント - 標準仕様はホワイトかペブル・グレー。エクステリアは希望の色で現場塗装が可能。
- 現場塗装は不可能、工場塗装でも色数が限定。